NOVA前編 (2018年4月24日 執筆)
⚠︎注意⚠︎
この作品は
70%の事実と、20%の嘘松。
それにちょっとのラブをミックスした、ハッピーでラッキーなガールズストーリー……始まるよ!
命に終わりがあるように、星にも寿命がある。
寿命を迎えた星が巻き起こす命の炎、超新星。
またの名をスーパーノヴァ。
それは星という、ひとつの世界の終わりを意味するとともに、新たな世界の始まりをも内包する。
それはそうと、インキャ男は今日もカードショップへ向かう。
インキャ男(以下 隠)「時間余ってるし、久しぶりに近くのショップ行くぜ❗️」
隠「着いたぜ❗️」
隠「入るぜ❗️」
隠「懐かしいぜこの店内❗️」
隠「さてシングルでも見るか……」
たっか(^◇^;)
しかも名前間違ってるし
隠「んじゃなんかのパックでも買うか」
隠「ん?なんだこれ」
隠「なんか社長が逮捕されてそうな名前ですねわら」
隠「そいやこんなカードゲームあったな。YouTubeでバトスピの動画あげてる人が言ってたわ」
隠「試しに1パック買ってみっか」
隠「すいませぇ^〜ん。これくださぁい」
店長「なに、君これ興味あるの????(<◉> <◉>)」
隠「えっあっ?あっ、あのあっあっあっ?(なんだこのおっさん!?目ガン開きできめえよ)」
店長「いや〜このゲームね、最近取り扱い始めたんですよ。他のショップでは取り扱いしてる店そんなにないみたいなんですけど、見かけないでしょ?あんまり。んでうちも取り扱うつもりはなかったんだけどね、営業に来た社員さんがすごく熱意のある人でね?それで根負けして仕入れたのよ。(<◉> <◉>)」
隠「あはは……熱意なら店長さんも負けてないですよ(この人怖)」
店長「実はこの後デュエマの大会があってね?その NOVAってゲーム、デュエマに近いゲーム性だから顧客獲得のためにその社員さんが大会の前と後にルールティーチングをやる予定なんだよ。よければ君もやって行ってよ。ね?ね?(<◉> <◉>)」
隠「え゛っ゛っ゛?゛いやあのっ僕今日用事が
店長「そんなこと言わずに(<◉> <◉>)
ね?やっていきなよ。無料だよ?カード持ってなくても大丈夫らしいよ?あとなんかもらえるらしいよ?もう直ぐ到着する予定だし受けていきなよ?(<◉> <◉>)」
隠「いや、無料とかそういう話ではなくて予定がですね(押しが強すぎるだろこの人?????)」
社員「こんにちはぁ〜〜今日はよろしくお願いします!」
店長「ほら来た!(<◉> <◉>)
社員さん、ティーチング希望者1名です。そこの彼
(<◉> <◉>)」
社員「おぉ!お越し下さってありがとうございます!」
隠「いや、時間ないんで……」
社員「お忙しいのですか?」
店長「なんか予定あるらしいですね(<◉> <◉>)。ティーチングってどれくらいで終わるんです?(<◉> <◉>)」
社員「30分もあれば終わります!どうですか?30分じゃ無理そうですか?」
隠「30分ですか……まぁそれくらいなら」
社員「ありがとうございます!それじゃ早速始めさせていただきますね」
隠「よろしくお願いします。(ん?よく見ればこの顔どこかで……)」
隠「キリュー……ヨシヒデ!?」
社員「大山です(^◇^;)」
大山「まず、このゲームは二つのデッキを使用して行います。
一つは
40枚〜60枚のカードで構成されたメインデッキ。
これはサーバント・スペル・マジックアイテムの3種類の中から同名カード4枚まで選んで構築します。」
↑右下に数字が書かれているのがサーバント。他ゲーで言うところのモンスター
大山「サーバントは攻防の要、残り2つはそれをサポートって感じですね。ただ、これら3種は基本的に自分のターンでしか発動できません。」
大山「また、カードの使用にはコストの支払いが必要です。エナジーゾーンというゾーンにあるカードからエナジーを出して払います。
エナジーゾーンに置くカードはどんなカードでも構いません。1ターンに1度だけ、手札から置くことができます。要はデュエマです」
大山「ちなみに、コストの読み方はMTGと同じです」
隠(そんな簡単に他ゲーの名前だしちゃっていいのか大山さん……)
大山「もう一つは10枚のキャラクターカードによって構成されるキャラデッキです。
キャラクターカードは先ほどの3種とは違って、カードが横向きのデザインです。
キャラデッキはメインデッキと異なり、同名カードは3枚までです」
大山「ま、要するに
隠()
大山「キャラクターカードにはそれぞれ
レベル
という数値があり、それによって使用を制限されます。が、これを説明するにはまずライフポイントの説明をしたいので後ほど説明します」
大山「続いてゲームの流れなんですが……」
大山「お互いライフポイントとして
2000の持ち点を持ってスタートし、先に0になった方が負けです」
大山「初期の遊戯王と同じ数値ですねw」
大山「ただ、たしかに持ち点は2000なんですが、サーバントの攻撃力と体力が100きざみなので、
実質20点なんで、シャドバとかMTGに近いですかねw」
大山「で、先ほどレベルの説明をしたと思うのですが、こちらをご覧ください」
大山「プレイヤーの初期レベルは1で、
500ダメージ受けるごとに1レベル上昇し、上限が3です。
いわゆる逆転要素ですね」
大山「他にも拘束はあって、例えば
キャラカードを発動できる回数は原則1ターンに1枚だったり、
さらには、
1回の試合中に発動するキャラクターカードのレベルの合計値は10以下でなければならない
とかがあります」
大山「この辺はやってみるとそう難しい話ではないので、習うより慣れろ、ということで」
大山「つづいて、ターン進行です」
大山「スタンバイフェイズはデュエマでいうところのアンタップステップにあたります。それ以外はほぼほぼMTGです」
大山「順調に進んでいくと次はアタックステップです。アタックステップでは
攻撃対象として相手プレイヤーとフリーズ状態の相手モンスターの中から1つを選んで攻撃できます。
これはデュエマと同じですね」
大山「そしてバトルの補足説明ですが、基本的にシャドウバースやMTGのように戦闘ではお互いにダメージが入ります。
たとえば、5/1で5/5に攻撃したら両者に5ダメージ入り、どちらとも死亡します」
大山「ただし、シャドウバースとは違って
サーバントが受けたダメージはターン終了時に全回復します。
なので倒したいなら1ターンの間に体力が0になるようにダメージを与える必要があります。これはMTGと同じですね」
隠「なるほど、大体わかりました」
大山「ルールがわかったら早速対戦してみましょう!」
隠「大山さんとやるんですか?」
大山「いえ、彼と」
オタク「どうも、オタクです」
隠「あなたいつからいました?」
オタク「キャラデッキの説明あたりから。でも大丈夫です。僕このゲームやってるんで」
隠(ならなんで初心者イベに来てんだよ……)
大山「では早速お2人にデッキをお貸しします!何色がいいですか?」
隠「じゃあとりあえず赤で」
オタク「では、僕は青で」
大山「はい、ではどうぞ」
隠&オタク「「よろしくお願いします」」
デュエル!
(実際にこのゲームの試合を『デュエル』と呼ぶのかは不明です)
後編に続く