電子チラシの裏

無方向の言葉

そういえばエロゲ主人公みたいな生活してるやついたなという回想録

 

エロゲとかやってると、やりすぎ都市伝説並みにモテモテの男が主人公だったりする

いわゆるハーレムというやつだが、どう考えてもフィクション

現実にはねーよwと思うわけだが……

実はこれ、現実にあったのを見たことがある

 

中学の頃、隣のクラスで勉強ができてスポーツもできてサッカー部所属なのにメガネでオタクという特殊な子だった

そしてそんな特殊な彼に引き寄せられるかのように、美術部の女子ほぼ全員が彼の周りを囲んでいた

 

それはもうすごかった

取り巻きというのはこういう人たちのことを言うんだなとあの時思ったことはないがまぁ思ったと言っておけばエピソードとしての信憑性も増すと思うのでそう言っておく

 

それを見てモテない僕はどう思ったかといえば、どうとも思っていなかった

正直恋愛というものがよくわかっていなかった

 

帰り道にクラスメイトの男女がペアで喋ってたのに鉢合わせしたことがあるが、彼らが付き合っていたということに気づいたのは卒業してからだった

 

ハーレムがクラスにいなかったから何も感じなかったのだろうか

それとも今も恋愛がよく判らないからなのだろうか

 

それは答えなんて出てこないと思っているのでほっとくことにするが

今僕がハーレム嫌いなのは、中学の時のそういう体験があったからなのかも知れない

 

リア充みたいなものも嫌いだし、人生謳歌してそうなウェイも嫌いだ

それはただの趣味嗜好であり、脳の構造による差だと思っていたが、案外中学生時代の体験が与えた影響もあったりするのかも知れない

 

彼の人生は、あの後どうなったのだろう

中学校時代がピークだったのか

それともそれから先にもっとすごいことがあったのか

 

もしハーレムの彼に会ったなら、中学校から先の人生がどうだったのか聞いてみたい

 

ハーレムルートのアフターストーリー

それが喜劇なのか悲劇なのか

どちらにせよ興味はある