電子チラシの裏

無方向の言葉

進撃の巨人完結じゃなくて次巻完結か

 

進撃の巨人が完結!! みたいな文言を見たけど,実際は次巻で完結だった。

 

紛らわしいわ

 

一部では「引き伸ばしでは?」みたいな声も上がってるらしいが、まぁ引き伸ばしではないでしょうねという感じ

 

「引き伸ばしがなかった」と言われる鋼の錬金術師も27巻完結なので、戦う相手が二転三転している進撃の巨人が34巻というのは、妥当かと思う

 

それにしても進撃の巨人が終わるというのは感慨深い。

 

悲しいというのとは少し違う

かと言って嬉しいわけでもないし

寂しいとも思うが早く完結まで読みたいという気持ちもある。

 

正確な例えではないが、よく通る道に見慣れないフェンスが建てられていた、みたいな感じ。

 

フェンスがなかった頃の道はもうどこにもない。完全に思い出と化してしまった、という感覚。

 

もしかしたら、進撃の巨人が思い出になってしまうのが寂しいのだろうか。

しかし、物語はいつか終わらなくてはならない。

でも終わってほしくもないし……

 

なんとも複雑な気持ちだ。

きっとこれが、本来的な意味での感動なんだろう。

 

f:id:Hariteyama1919:20210110101702j:image

「ここではないどこか」に対する残酷かつ冷静な回答=「俺たちはどこにもいけない」

 

憧憬に突き動かされる事が美しいこととして描かれがちな世の中ですが、夢を追っかけても幸せになるかは微妙だよというなんとも現実的な言葉。

認めたくはなくとも、認めざるを得ないというのがなんとも歯がゆい