電子チラシの裏

無方向の言葉

「カードゲームが、やりたいよ〜!」「カードゲームがやりたいだって〜? よ〜し、じゃあね野田くん! 今日は、僕がカードショップの店員さんをやるから、野田くんはカード買」「なんで太っているの?」「ねぇ聞いて! 僕がカードショップの店員さんやるから、野田くんはカードゲーム買いに来ちゃって!」「んん〜〜せいっ!」

 

「すみませ〜ん」

「はい」

「あのーカード欲しいんですけどー」

「どのカードでしょうか?」

「あ、でもお金ないわ」

「?」

「お金ないんで、ちょっと買い取ってもらっていいっすか?」

「ああ買い取りですね。大丈夫ですよ」

「じゃあこれ、お願いします」

「はい! これなんのカードですか?」

「特急周遊カード」

桃鉄じゃねえか! いやいや買い取れませんよウチじゃ」

「はぁ? 買い取れよ〜」

「いや無理だから」

「買い取れよ〜」

「無理無理」

「2億で買い取れよ〜」

「2億!? そんな金ないよこっちだって!」

「買い取れよ〜」

「無理だって言っえ何? その態度」

「買い取れよ〜」

「いやだから無」

「ピシャー!」

「お客さ〜ん!! お客さんが雷みたいなのにうたれた〜!!」

「その買取価格は……不当だ!」

「誰だぁ!?」

「お客さんよりすごい、お客様です」

「お客さんよりすごいお客様来たー!! なんのようですかお客様」

「このカードを買い取っていただきたい」

「ああ良いですよ。えーとこれは……」

「特急周遊カードです」

「いやだから無理だって!!」

「買えよ〜2億で買えよ〜」

「無理です無理!」

「買えよ〜2億で買えピシャー!」

「お客様〜!! お客様まで雷みたいのに〜!!」

「その買取価格は……不当な値段である」

「誰だ〜!」

「お客様の王、王客様です」

「お客様の王 王客様来た〜! なんのようですか王客様」

「このカードを、2億で買い取っていただきたい」

「いや無理ですってそんな!」

「買えよ〜2億で買えピシャー!」

「王客様〜!!」

「その買取価格は……」

「不当な……」

「値段だ……!」

「誰だ〜!!」

「我ら……」

「北欧王客……」

「三極神……!」

「北欧王客三極神来た〜!! なんのようですか北欧王客三極神」

「このカードを2億で買い取っていただきたい」

「無理ですそんなの!」

「ピシャー!」

「北欧王客三極神〜!!」

「ブゥン……」

「誰だ〜!!」

「ルール」

「……?」

「ルール」

「……」

「……この世界そのもの、とも言う」

「……が来た〜!! なんのようだよルール……とか世界そのものとかが」

「このカードを2億で買い取ってもらおう」

「いや無理です」

「ピシャー!」

「ルール〜……とか世界そのものとか〜!!」

「……」

「誰だ〜!!」

綾鷹は……急須で入れたような、にごりの旨み」

「……が来た〜!!」

「このカードを2億ピシャー!」

「……誰だかわかんないけど〜!!」

「……」

「誰だ〜!!」

「……スネークです」

「は? ……メタルギアの?」

「ソリッドネイキッドヴェノムの、スネークです」

「なんのようだよスネーク! カード買い取って欲しいのか!?」

「いや」

「……?」

「なんか……なんかやってんなぁと思って」

「……」

「見に来ました」

「いやスネーク見に来ちゃった!! いやもう良いよ。カード買いに行くって話だったのに、最終的にスネークが見に来ちゃったよ」

BOOKOFFでは、本以外にもいらなくなった、ゲーム、おもちゃ、トレカなど、なんでもお持ちください! テレレレ〜♪ 本を売るなら売っるなら〜♪」

「んん〜いやもういいよ! どうもありがとございました〜」